「テスラ駆動のレンジローバークラシック、新車より100,000ドル高い」

テスラ製バッテリーモジュールを搭載した、インバーテッドが手掛ける初の2ドアレンジローバーが発売された。80キロワット時の容量を持つバッテリーモジュールが搭載されたこのEVは、レストモッド・ランドローバースペシャリストがテスラの動力系を使用したことは初めてではない。

ランドローバーが近い将来に最初のEVを発売する一方、インバーテッドのようなスペシャリストは、完全電動化されたパワートレインを搭載したクラシックなレンジローバーモデルの再定義を通じて現れている。今回のインバーテッドのレンジローバーファースト・ロード・レジスター・エグザンプルは、2ドアのボディスタイルを備え、スタイリッシュなSVクーペの前身と言えるものとして、更にユニークさを増している。

インバーテッドのクラシックなレンジローバーは、現代のレンジローバーよりも価格が高い。現在のレートで280,000ドル以上に相当する、225,000ポンドのVATに加えて価格になる。これは、7シーター仕様のロングホイールベースのレンジローバー自伝に比べ、523馬力のV8を搭載している現代のレンジローバーと比べて、100,000ドル以上高くなっている。

インバーテッドのレンジローバーは、450 hpと443 lb-ftのトルクを発揮する、電動パワートレインからパワーを得ている。5秒での0-60マイル加速が可能で、これは、先程言及したV8エンジンを搭載した現代のレンジローバーにそれほど遅れをとっていない。この電動化されたレンジローバーには、エコ、スポーツ、オフロードの走行モードがあり、助手席側にはCCSチャージャーが備わっている。299 kmほどの航続距離を誇り、20%から80%までの充電に約34分かかる。4WDにも対応しており、オリジナルのアクスルはより強力なパワーに対応するようにアップグレードされている。

また、車内設備としてモダンなものも用意されており、内装なども細やかにカスタマイズができる。例えば、#001には、世界で最も低炭素革と言われているムアヘッドから持ち込まれた、環境にやさしいモカレザーが使用され、イギリスの高級感とスタイルを反映すると言われるハリス・トウィードとコントラストを持たせている。

インバーテッドの創設者でありディレクターのハリー・ミリントン氏は、「私は意図的に、炭素を多く排出する新しいモジュールを使う代わりに、既存のテスラの

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