Google Chromeのタブ表示が、フォールディングスマートフォンやタブレットに最適化された新しいデザインにアップデートされた。このデザインの導入により、サムスンのGalaxy Z FoldシリーズやGalaxy Tabシリーズのユーザにとって使いやすさが向上すると期待される。
この新しいタブのデザインは、現在アクティブなタブには濃い色調が使用され、その他のタブは薄い垂直のラインで区切られている。従来のタブのデザインでは、リアルフォルダのタブを連想させるように、すべてのタブがアウトラインで表示され、アクティブなタブは明るめのカラースキームが使われていた。また、新しいGoogle Chromeデザインは、ホーム画面の壁紙からカラーを取得してURLバーをハイライトしている。
この新しい機能は、Google Chromeの安定版バージョン112で使用でき、Galaxy Z Foldシリーズのスマートフォンで以下のフラグを有効にすることで使用可能になる：chrome://flags/#enable-tab-strip-redesignとchrome://flags/#enable-tab-strip-improvements。今後、実験的なフラグを有効にすることなく、全てのAndroidタブレットやフォールディングスマートフォンのユーザに新しいタブデザインが提供されることを期待している。
Googleは、Android 12Lの発表時に、フォールディングスマートフォンやタブレットなどの大画面のAndroidデバイスに対応した一次アプリを改善することを約束し、その後、複数のアプリの改善をリリースしている。今回のGoogle Chromeデザインアップデートも、この約束の一環と言える。
Googleは、フォールディングスマートフォンやタブレットなどの大画面デバイスに最適なアプリを提供することで、デバイスの使用体験を向上させている。これからも、ユーザニーズを踏まえたアップデートを継続してリリースすることが期待される。
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