サムスンディスプレイとフェラーリは、フェラーリの次世代車向けにディスプレイソリューションの開発を進めることで合意したことを、共同声明で発表した。両社のCEOらが出席した儀式が、今回アジアンキャンパス内に行われた。サムスンディスプレイは、フェラーリの高級スーパーカー向けに、新しいオーダーメイドのOLEDソリューションの開発を行い、フェラーリのデジタル化において重要な役割を担うと言う。
フェラーリのCEOは、「サムスン信号とのこの戦略的パートナーシップを通じて、次世代モデルのデジタル環境で大きな前進をする」と述べ、サムスンディスプレイCEOのJSチェは、「このフェラーリとのパートナーシップは、自動車OLED市場における私たちの地位を強化し、スーパーカーフィールドに私たちの強みを適用することで、大変興味深い機会を提供すると確信している」とコメントした。
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サムスンディスプレイは、今年の初めに、フェラーリとHarmanの傘下のマルチファセットなパートナーシップを発表している。このパートナーシップでは、F1チームのインキャビンエクスペリエンスチームパートナーとして、また、「The Wall」という大型ディスプレイで1952年のパンアメリカレースに参加した伝説的なポルシェ356のストーリーが紹介されたイベントにおいて、ポルシェとも共に取り組んでいる。
ディスプレイ部門を持つサムスンは、自動車業界でも有名企業として浮上してきており、このようなパートナーシップは自動車OLEDメーカーとしての地位を確固たるものとするとともに、今後の更なる市場進出に繋がることが期待される。
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