1962年式のシボレー・インパラSSがテネシー州で発見され、エンジンをはじめとしたすべての部品を必要とする状態であることが明らかになった。この車が初めて発表された年ではあるが、目立ったデザインの変更はなく、よりスポーティな印象を与えるコンバーチブルスタイルのルーフが新しく追加されただけだった。
しかしながら、エンジンの面では大きな変更が行われている。シボレーはインパラのラインアップを顧客の期待に合うように改良し、それに伴いバリエーションも増やす方針を打ち出した。この戦略が功を奏し、インパラの売り上げは驚異的なレベルにまで引き上げられた。
1965年には、インパラは12か月で100万台以上を出荷し、第二次世界大戦後のアメリカで初めてこの記録を達成した車種となった。この記録の土台となったのが、1962年に登場したモデルである。
当時のインパラには、6気筒エンジンや小型の4.7リットルの283エンジンを基本選択肢として用意していたが、よりパワフルなオプションも完全に新しくなっていた。4バレルの283エンジンは廃止され、代わりに250馬力または300馬力の327エンジンが追加された。
また、348エンジンもインパラから姿を消し、トップに立ったのは6.7リットルの409エンジンだった。これらは380馬力または409馬力の選択が可能だった。そして、この1962年式のインパラSSもかつては327エンジンを搭載していたが、今ではエンジンは何もなく、レストモッドに向けてのドアが開かれている状態である。
テネシー州で発見されたこの車は、数十年間放置されていたようである。しかしながら、外観はまだかなり良い状態であり、購入前には徹底的に調べる必要があるだろう。
内装はほぼすべてが欠けており、おそらくこの車は他のインパラプロジェクトのためのパーツ供給元として使用されていたのだろう。現在のオーナーが発見して自宅に持ち込むまで、この車は第二のチャンスを待っていた状態であった。
しかし、エンジンを始めとした欠品箇所が全て揃ったとしても、この車を手がけることは容易ではない。この大きなプロジェクトに着手するには、強い気持ちが必要である。それでも、この車は比較的手ごろな価格で手に入れることができるので、価値ある財産となるかもしれない。
Craigslistに投稿されている販売価格は3,500ドルであり、この車に乗りたい人はオ
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