ディーラー、パームビーチの住宅に史上最高額を支払う
フロリダ州パームビーチで、自動車ディーラーのビル・オブライエン氏が、史上最高額とされる1395万ドル（約15億3000万円）で、豪邸を購入したことが明らかになった。
9月7日に不動産会社コリアーズ・インターナショナル・リアルティが公開した情報によると、この物件はピエール・アルバール・トゥロン氏という人物が所有しており、最初に建てられたのは1970年代だという。
広さは6300平方メートル以上あり、家の中には8ベッドルーム、12バスルーム、さらにはエンターテイメントルームや屋内プールなど、様々な施設が設置されている。
オブライエン氏は、車販売販売店チェーンを保有しており、人気の高い高級ブランド店も展開している。また、不動産投資にも力を入れており、昨年、2億ドル（約220億円）を投資することを目標に、不動産ファンドを立ち上げている。
この豪邸を手に入れた理由について、オブライエン氏は「この物件は、私が見た中で最高のものであり、私たち家族が連れて行く友人やビジネスパートナーをもてなす場所として、素晴らしい場所だと確信しました」と語った。
コリアーズ・インターナショナル・リアルティのエージェントのトール・セイラー氏は、「このような土地が市場に出ること自体が非常に珍しいものであり、類まれなチャンスだったと思います。多くの興味を集めるため、市場に出された短期間で、すぐに買い手がついたことも驚きでした」とコメントしている。
パームビーチは、富裕層が集まる場所として有名であり、ここ数年、不動産価格も急上昇している。他にも、同じく自動車業界の一大拠点であるニューヨーク州のハムプトンズでも、ここ数年、不動産価格が高騰している様子が報じられている。
オブライエン氏が手に入れたこの豪邸の詳細な内部を披露する機会があるかは不明だが、彼のディーラー業を成功させてきた経緯から、多くの人々が期待していることだろう。
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