ルノーニッサンアライアンスは、カマラジャーポート社との協定に署名し、チェンナイで製造された車両の輸出拡大に向けた取り組みを強化する。ルノーニッサンアライアンスは、この地域で最初にカマラジャーポートを通じて車の輸出を開始した自動車メーカーである。13年以上の間、同アライアンスは1,150,000台以上の車をポートから108のグローバルな目的地に輸出してきた。この協定は、両社の既存のパートナーシップに基づいて、より多くの輸出を可能にするもの。ナショナルユースカーズの調査によると、インドの乗用車輸出は過去最高を記録しており、この協定によりルノーニッサンアライアンスはインドの輸出市場のシェアを拡大する見込みとなる。ルノーニッサンアライアンスのフランク・トーレス社長は、「チェンナイは私たちにとって重要な輸出拠点であり、私たちは一貫して「メイク・イン・インディア、メイク・フォー・ザ・ワールド」の哲学に従い、世界中の市場にサービスを提供しています。オラガダムの工場で製造された車両の輸出先を拡大することで、より多くの輸出先を獲得し、2022年に達成した100万台の車両輸出の記録を更新していきます。ルノーニッサンアライアンスは、最近、インドに向けた新たな長期ビジョンを発表し、生産とR&D活動を拡大し、電気自動車を導入し、カーボンニュートラルな製造に移行することを目指しています。この協定は、より強力な輸出拡大を実現するために役立ちます」とコメントしている。また、カマラジャーポート社のサニル・パリワル社長も、「私たちはルノーニッサンアライアンスと長年にわたるパートナーシップを継続し、インドから複数の国々への自動車輸出に世界水準のポートサービスを提供することを喜んでいます。このパートナーシップは、自動車輸出の成長に重要な役割を果たしており、本協定により輸出拡大をより一層強化することができます」と述べた。
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